おじいさん、おばあさんに感謝の気持ちを示す敬老の日ですが、他のお祝いとは違った悩みがあるものです。「敬老の日」ですから・・・
敬老を祝って失礼にならないかな、気分を害さないかしら?という孫目線としては迷いもありますね。敬老の日は、先人を敬う日本ならではの素敵な祝日なのです。
ここでは、「敬老の日」を徹底解剖!安心して、敬老の日にギフトを送ってくださいね。
敬老の日とは?
敬老の日の由来には諸説あります。一つには、593年に聖徳太子が大阪・摂津の四天王寺で、身寄りのない老人を救う「悲田院」を設立したことに由来しているといわれています。
老人を敬愛し、長寿を祝う日として1966年に法律で制定されました。
また、兵庫県多可郡野間谷村の村長と助役が、お年寄りを大切にして昔から伝わる知恵をお借りしようと、1947年に「としよりの日」を提唱したという説もあります。
いずれにしても敬老の日は、長い間社会の為に尽くしてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日なのです。
敬老の日は、どう過ごしている?
「敬老の日の過ごし方(第7回)」によれば、敬老の日にお祝いをした人は13%。
調査開始の2004年は24%ほどの人がお祝いをしていましたが、だんだんと減っているのが現状のようです。
お祝いをした人の中では、「プレゼントを手渡した・贈った」が一番多く25%、他には外食・電話・旅行などがあります。
敬老世代は増えているはずですから、年に一回、長寿を祝う日を大切にしたいですよね。でも何歳くらいから敬老の日は祝うのが良いのでしょう?
※1マイボイスコム(株)調査
敬老されたいと思う年齢は70歳から?
「シニアの敬老意識やライフスタイルに関する意識調査」(※2)によれば、「敬老の日」に祝われることについて、4割以上の方が”あまりうれしいと感じていない”という回答でした。
「敬老されたい」「敬老されるべき」年齢は?という問いでは70歳〜90歳以上が全体の9割をしめています。つまり、「敬老」というイメージは70歳以上という意識が多く、それ以下ではまだまだ「敬老」に抵抗があるようですね。
同調査の、シニア世代の生活に関する質問では約8割の方が「充実した生活を送っている」と回答しており、「まだまだ若い!」と元気で充実しているシニア像が見えてきます。
自分は若くて充実していると感じているからこそ、敬老で祝われることに抵抗があるのでしょうね。敬老の日のお祝いには、伝え方の工夫が必要そうです。
※2 ラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン(株)調査
敬老の日にもらって嬉しいプレゼント
そのような中、敬老の日にもらって嬉しいプレゼントとはどのような物でしょうか?
アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターへのアンケートによれば、「おじいちゃん・おばあちゃんが敬老の日に喜びそうなプレゼントランキング」で1位に輝いたのは・・
となりました。心のこもったメッセージが一番ということですね。
フォトフレームは敬老の日だけではなく、ギフトの定番ですが、フレームだけではなく写真を入れて贈ることでより喜ばれそうです。
その他の「敬老の日に喜ばれるプレゼント」としては、「思い出を集めた写真集」のように写真関連が定番の人気です。ま た、ルーペ、補聴器、杖といった実用性の高いものや、お酒、万年筆という趣味性の高いものがあがっています。
何を送ろうかなと迷われている方には、写真関連のギフトがお勧めのようですね。