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オリジナル絵本(恐竜編)。白亜紀の恐竜の世界へ旅立ちます。 登場人物・日時・場所など自由に設定できるオリジナル絵本。世界にだった一つだけの物語を作ってみませんか?
お子さまが大きくなられ読み返されたとき、ご家族の愛情を改めて感じる、そんな愛情あふれる記念の絵本です。お誕生日プレゼントにどうぞ。
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〜 サンプルページ 〜
本文中の青色の部分がご指定の内容に替わります。
たっちゃんの きょうりゅうものがたり ぶん・しじょう かい え・たなか ひとし |
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おおみやしょうがっこう 1ねん3くみの たなか たつおくんは きょうりゅうが だいすきです。 ちいさなころ えいがでみたときは すこし こわかったけれど いまは たくさくのきょうりゅうのなまえを しっています。 (中略) |
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あるひたっちゃんは おおみやしょうがっこうから かえってきて きょうりゅうの ほんを みていました。 そこは はくあきの もりのなかです。 もりのむこうには ひろいそうげんが ひろがり とおくに ハドロサウルスのむれが ゆっくり あるいていきます。 (中略) |
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すると 「たっちゃん。」と よぶこえがしました。 びっくりして こえのほうをみると おたんしょうびのプレゼントの もけいのプテラノトドンが たっちゃんをみて ニコニコわらっています。 「たっちゃんはきょうりゅうのことをよくしっているね。 だから ほんとうのぼくたちのなかまを みてほしいんだ。 まどのそとをみてごらん。」 まどをあけると もけいだった プテラノドンが いつのまにか7メートルもある ほんもののつばさを ひろげています。 「さあ くびのところに つかまって きょうりゅうのくにに しょうたいしよう」 |
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たっちゃんをのせた プテラノドンは かぜにのって そらに のぼっていきます。 やがて ひがしずみ プテラノドンは いっぱいのほしのなかを すべっていきます。 たっちゃんは ここちよいかぜをほおにうけ いつのまにか ねむってしまいました。 「たっちゃん おきて。 ここが はくあきの アメリカだよ。」 りょうくんは めをさますと 「1おくねんも ねむってしまったのかな。」 とおもいました。 |
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たっちゃん がしたをみると ほんでみたのとおなじような もりとそうげんが ひろがっています。 たっちゃんは うれしくてうれしくて 「あの おおきなイチョウのそばに おりまよう!」 といいました。 おりてくるたっちゃんたちを イグアノドンのむれが わになって むかえてくれました。 「ようこそ たっちゃん みんなで きみのくるのをまっていたよ。 これから ぼくたちのなかまに あいにゆくよ。 さあ ぼくのせなかにのって。」 |
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イグアナドンは たっちゃんをのせて そうげんを はしりはじめました。 くらく ぶきみなもりや いわだらけのおかをこえると おおきな みずうみにでました。 ここは きょうりゅうたちの みずのみばです。 たくさんの きょうりゅうたちが みずをのんだり シダのはをたべたりしています。 きょうりゅうの こどもたちも たのしそうに はしりまわっています。 イグアナドンは たっちゃんを トリケラトプスのこどものまえでおろしてくれました。 |
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「こんにちはたっちゃん。なにをして あそぼうか。 そうだ ほら あそこに ぼくたちのなかまで いちばんおおきな ブラキオサウルスのおじさんがいるよ。 あたまに のせてもらおう。」 プラキオサウルスは ながいくびを おろして たっちゃんを あたまに のせてくれました。 ゆうえんちでのった かんらんしゃよりも たかく そらまで とどきそうです。 「たっちゃん あのきのてっぺんに なっている あかいきのみを たべてごらん。」 そのきのみは アイスクリームよりも チョコレートよりも もっと おいしく たねは あおいほうせきのように かがやいていました。 |
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「こんどは うみにいってみよう。」 イグアナドンは たっちゃんを のせて そうげんのむこうの けむりをふきあげている やまをこえていきました。 すると そこには あおいあおいうみが まぶしく ひろがっていました。 「ぼくたちの ふるさとだよ。」 イグアナドンが いいました。 「アンモナイトも カブトムシも たっちゃんたちにんげんも ちゅきゅうにすんでいる すべてのせいぶつが このうみで うまれた おんなじそせんから しんかしてきたんだ。」 (中略) |
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およぎつかれた たっちゃんが すなはまで やすんでいると むこうのくさむらから かわいいなきごえが きこえてきました。 たっちゃんが のぞいてみると マイアサウラのあかちゃんが ないているのでした。 「もうずぐ おかあさんが かえってくるから なかないで。」 たっちゃんが いったとき やわらかくて おいしそうなくさを くわえた おかあさんが かえってきました。 (中略) |
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あさひのなかから ティラノサウルスの きょだいなからだが すがたをあらわしました。 たっちゃんは こわくなって きのうえの プテラノドンを みあげました。 プテラノドンは 「だいじょうぶ」 とうなずいてくれました。 こんなにおおきくても たっちゃんとおなじ まだ こどものティラノサウルス だったのです。 (中略) |
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ひが たかくのぼると きょうりゅうのなかまたちが あつまってきました。 そして ひろいそうげんで うんどうかいが はじまりました。 かけっこで いちばんは すばしこいディノニクス。 つなひきは ちからもちのトリケラトプス。 (中略) 「たっちゃん そろそろ かえらないと。 みんなに おわかれをしよう。」 「とても たのしかった。 きっと またくるからね。 こんどは ともだちの けんたくんや ひなちゃんも つれてくるよ。」 (中略) |
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たっちゃんは プテラノドンのせなかで いつのまにか ねむってしまいました。 まどからはいる さわやかなかぜで プテラノドンのもけいが ゆれています。 「なーんだ ゆめを みていたんだ」 たっちゃんは いすから たちあがると おおきく のびをしました。 するとポケットのなかで かちりとおとがしました。 「あれ なんだろう」 たっちゃんの てのひらには プラキオサウルスの あたまにのって たべた あの くだものの あおいタネが ふたつ きらきら ひかっていました。 |
(この後のページに送り主のメッセージが入ります) たっちゃんへ だいすきな きょうりゅうと あそべてよかったね!たっちゃん、 おたんじょうび おめでとう! おとうさん と おかあさん より |
オリジナル絵本 ( 恐竜編 )) |
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