【ご年始】準備とマナー、喜んでいただくために!
日本では古くから、お正月に新しい年の神様「年神様」を
迎えてお祀りする習慣があります。
各家の年神様へのお供え物を持って、お互いの家を訪問する、
そんな習慣から、「お年玉」「ご年始」がはじまりました。
今では、お正月に挨拶回りをした時に、
子どもたちにお年玉を、大人同士でご年始を贈りますが、
ご年輩の方や、地方では、玄関先でまず挨拶を交わしたあと、
ご年始の贈り物は家主に手渡さず、そのまま家にあがって、
神棚や仏壇に直接お供えする習慣が残っています。
【ご年始に役立つ豆知識】
年始のご挨拶に直接訪問し持参するのがマナーの「ご年始」。
ご年始ののし紙は、
紅白5本か7本の蝶結び(何度あっても良い祝い)の水引で、
熨斗のついた図柄のものを選びます。
水引の上には「御年賀」と、水引の下は「フルネーム」を書きます。
親戚どうしでは、同じ苗字の贈り物が重なることがあり、
フルネームのほうが先様にとって間違いがなく便利です。
ご年始を用意するのは、旧年中に済ませておきましょう。
地域によっては元旦から三日の「三が日」に挨拶回りをするのが
マナーということもあり、お正月に入ってからでは間に合いません。
また「ご年始は5件回るから、同じギフトを5つ用意して・・・」
と思いがちですが、
相手の方の年齢・好み・家族構成によって、ちゃんと考えて
差し上げると、やはり喜ばれ方が違います!
ご年始ギフトには、お酒やお菓子が一般的。
日本酒やビールの詰め合わせ、日持ちのするお菓子類が定番ですが、
お子様の多い家にはジュースの詰め合わせや、
甘いものが苦手な方にはお煎餅や佃煮・高級惣菜のセット、
季節感を大切にする方には「大福茶」と「干菓子」など、
相手の方が本当に喜んでくれそうなものを、
旧年中に慌てずに選んでおくといいですね。
また、ギフトショップのネット通販なら、
忙しい年末、家に居ながらにして、手の空いた夜にでも発注し、
きれいにラッピング・熨斗がけして、自宅まで届けてもらえるので、
良い物を楽に手配することができます。
お正月からご自宅を訪問し、贈る「ご年始」。
気持よく喜んでいただけるよう、伝統やマナーを守りつつ、
相手の好みに合った贈り物を、楽しみながら選んでくださいね♪♪
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